本サイトのGallery (1~6)に登場する挿絵画家と彫師の略伝を以下にまとめている。
Gallery 3 のHall編纂The Book of British Balladsのみ彫師の名前も明かされているが、他は挿絵画家の名前のみである。
(長時間を要する作業のため、かなりの期間にわたって「製作中」の状態であることをお断りする。)


(製作中)

    Galleries
Christie James Elder Christie (1847-1914).  スコットランドの肖像画家・風俗画家。ロバート・バーンズの詩に寄せた挿絵でも有名。 Smith_2
Cooke  William Cubitt Cooke (1866–1951). R. Brimley Johnson編纂のPopular British Ballads: Ancient and Modern (1894)第3、4巻収録の総数66枚に及ぶ挿絵のすべてをCooke一人で担当している点が、他のバラッド集の挿絵と大きく異なる点である。また、同じくR. B. Johnsonが編纂し、1892年にJ. M. Dent社より刊行されたJane Austenの小説10巻本にCookeは30枚の挿絵を寄せている事でも有名。 Cooke_1 & 2
Corbould Edward Henry Corbould (1815-1905). チョーサー、 スペンサー、シェイクスピアらの作品や歴史から題材を採った水彩画で有名。その他、テニスンの「アーサー王の死」(『国王牧歌』1856-85)の挿絵などの多くをヴィクトリア女王が求めたことでも知られる。 Hall
Dalziel George Dalziel (1815-1902). 弟Edward (1817–1905) と一緒に1839年にダルジエル・ブラザーズを設立、ヴィクトリア朝時代のブルジョア階級向けの商業雑誌や書籍のために沢山の木彫版画を制作した。 Edward Learの Book of Nonsense (1862)、 Lewis Carrollの Alice in WonderlandThrough the Looking-Glassの挿絵も描いている。  Hall
Paton Joseph Noel Paton (1821-1901). スコットランドの画家、彫刻家、詩人。伝承とケルト神話に造詣が深く、『オーベロンとティターニアの諍い』など妖精を描いた作品で知られる。ロンドン滞在中にThe Art Journal の編集者ホール (Samuel Carter Hall)と知り合い、The Book of British Ballads (1842) に挿画を依頼される。他にも、シェリーの劇詩『鎖を解かれたプロメテウス』(1844年版)やシェイクスピアの『テンペスト』(1845年版)、コールリッジの物語詩『老水夫行』(1863年版)の挿画を手がけている。 Hall
Peake Mervyn L. Peake (1911-68). ファンタジー作家、詩人、挿絵画家。1943年から48年の間に、コールリッジの『老水夫の物語』(8枚の白黒の挿絵)、グリム兄弟の『グリム童話』(1812-15)、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』(1865)や『スナーク狩り』(1874-76)、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの『宝島』(1883)や『ジキル博士とハイド氏』(1886)などの挿絵を制作した。 Peake
Scott William Bell Scott (1811-90). ラファエル前派の芸術運動に共鳴した詩人、画家であり、D. G. Rossetti (1828-82) や A. C. Swinburne (1837-1909) などと親交があった。詩集 Poems by William Bell Scott (1875) は、彼自身が描いた挿絵に彩られ、"The Witch's Ballad" などのアンソロジーピースを生み出した。ノーサンバーランド とその辺境の歴史やバラッド "Chevy Chase" に題をとった絵画群を残している。 Hall
 Small  William Small (1843–1929). スコットランドの挿絵画家。Royal Scottish Academyで訓練を受けた後、1865年にロンドンに出て、たちまち多彩な画家・挿絵画家としての地位を確立した。絵画においては田園風景をテーマにしたものが多く、後年には貧しい者たちの苦しみを題材としたジャーナリスティックなテーマを表現した。George EliotのAdam Bede (1859)の口絵でも有名。  Smith_1